ダウンタイムも少なく、メスを入れずにリフトアップできる「切らないたるみ治療」が人気を集めています。しかし、”おおいに興味はあるけれど種類が多くてわからない”というアラフィフ世代の方も多いのではないでしょうか。
今回の記事は、美容クリニックに興味のある方が「なるほど、こんなメニューがあるのね」とわかりやすいよう、切らないたるみ治療の人気メニューの種類と効果を治療法別にまとめてみました。
経験上、たるみはスキンケアで対処するのはとても難しいと感じています。
筆者は40代中盤から「切らないたるみ治療」をスタートさせましたが、やはり美容医療を取り入れることで、スキンケアでは見られなかった変化を実感できました。
クッリニック未経験の方にはちょっぴりハードルが高いかもしれませんが、ホームドクターを持つ感覚で美容クリニックを取り入れてみませんか?
目次
切らないたるみ治療の種類
美容クリニックの切らないたるみ治療は、大きく分けて下の3種類に分類されます。
- 照射系のたるみ治療
- 糸によるたるみ治療
- 注入系のたるみ治療
この他にも脂肪溶解注射や、コラーゲンピール(マッサージピール)、エレクトロポレーションなどの注目メニューも!照射系や糸リフトと組み合わせたり、メンテナンス目的でも活用できます。
照射系のたるみ治療
照射系のたるみ治療は、高周波や超音波などによって肌に熱エネルギーを加え、コラーゲンの生成を促進して皮膚を若返らせる治療です。熱収縮による引き締め効果や、コラーゲンの再構築によるリフティング効果が期待できます。
照射系のたるみ治療はダウンタイムが少なく、腫れや傷が残る心配も比較的少ないため、美容医療初心者にも取り入れやすいのが特徴。たるみの度合いや予算に応じて幅広い選択肢から選べる大人気のメニューです。
種類が多いので、主な照射系のたるみ治療を表にまとめてみました。
エネルギーの種類 | 主な治療機器の種類 |
---|---|
超音波(HIFU) | ウルセラ、ウルトラセルQプラス、タブロ、ウルトラウォーマー3 |
高周波(RF) | サーマクールCPT、エンディメッドプロ、テノール |
光 | タイタン |
また、機器によってエネルギーを与えることのできる範囲や深さにも違いがあります。

例えばタイタンは、角質や真皮層の表面に近い部分に熱エネルギーが伝わり、コラーゲンの収縮を促すことでお肌を引き締め、たるみの改善を促します。サーマクールCPTは脂肪層まで作用するため、引き締め効果が非常に大きい治療です。そして大人気のHIFU(ハイフ)はSMASまでエネルギーを与えることができるため、強力なリフティング効果が期待できます。

照射系のたるみ治療は種類や効果に幅があるため、医師と相談しながら、ご自身の肌状態に合わせて適切な治療を選ぶのがおすすめです。次の章でご紹介する「筆者が実践中の切らないたるみ治療ステップ」もぜひ参考にしてみてください!
糸によるたるみ治療
糸によるたるみ治療はスレッドリフト(糸リフト)と呼ばれ、引っ掛かり(コグ)のある特殊な糸を皮膚下に入れて顔や首元のたるみを引き上げる治療法です。効果が分かりやすく、切るたるみ治療と比較してダウンタイムも少ないため、リフトアップ治療の中でも近年人気が高くなっています。
糸によるたるみ治療はリフトアップ効果に加え、コラーゲンやエラスチンの生成を促すリバイタライジング効果を期待できるのも魅力!さらに進化がめざましい溶ける糸の手軽さも人気に拍車をかけています。
糸によるたるみ治療は大きく分けて下の2種類に分類されます。
- 溶ける糸
- 溶けない糸
さらに糸の材質やコグの形状によって効果や持続期間が変わるるので、医師と相談のうえメニューを決めると良いでしょう。人気のスレッドリフトの種類と持続時間の目安をまとめてみました。
糸の分類 | 名称 | 持続時間の目安 |
---|---|---|
溶ける糸① | ショッピングリフト(リードファインリフト)など | 6ヶ月 |
溶ける糸② | シルエットソフト(3Dリフト)、N-COG(エヌコグ)リフト、ミントリフトなど | 1~2年 |
溶けない糸 | スプリングリフトなど | 2~3年 |
溶ける糸は2種類に分類しましたが、①は髪の毛のような極細の糸を、皮膚の浅い層に入れるタイプ。主にお肌の引き締めを目的に行う糸治療です。②は皮膚の深い層に入れるタイプで、糸による引き上げ効果と、糸の周囲にコラーゲンが生成され保持力が期待できます。
溶けない糸は、柔軟性・伸縮性に富んだ非吸収性の糸を皮膚の深い層に入れるリフトアップ治療です。但し溶けない糸でも持続は永遠ではないのでご注意を。
注入系のたるみ治療
注入によるたるみ治療は、ヒアルロン酸などの薬剤をシワや凹みに注入することで、凹凸を目立たなくする治療です。気になりだした法令線など軽い溝を埋めて影を消したり、老化による萎縮で減ってしまったボリュームを補い、顔全体のたるみ解消などの目的でも使われます。
注入系のたるみ治療は、注入するものの種類によって目的や効果が変わるので、医師と相談のうえメニューを決めると良いでしょう。主な薬剤の種類と効果をまとめてみました。
薬剤(注入物)の種類 | 期待できる効果や目的 |
---|---|
ヒアルロン酸 | ジェル状(半固体)のヒアルロン酸は、主にボリュームアップが目的で使われます。注入によりシワやたるんだ皮膚を持ちあげることでリフトアップ効果を発揮します。 |
脂肪注入 | 吸引した自身の脂肪を、濃縮技術により濃縮脂肪細胞(CRF)として注入する治療です。ヒアルロン酸同様、へこみやくぼみへ注入することで、ふっくらとボリュームアップできます。 |
PRP(PRP療法) | 自分の血液から抽出した高濃度の血小板を含む血漿(けっしょう)を注入することで、自身の組織を再生し、しわ・たるみなど見た目の状態を改善する再生美容治療です。またコラーゲン、エラスチンの生成が活性化することで、衰えた皮膚の再生効果が期待できます。 |
ボトックス | ボツリヌス菌から抽出されたたんぱく質の一種を注射することで筋肉の動きを弱め、しわを軽減するなどの作用があります。 たるみに対しては、筋肉の表面繊維だけの働きを抑える方法により、たるみ改善が期待できます。 |
筆者が注入系の治療を考えたとき、ドクターが分かりやすく違いを説明してくれたことがあります。初心者の方が比較する時のポイントになると思うので、下にまとめておきますね。
- ヒアルロン酸と脂肪はボリュームアップ効果に優れ即効性が高い
- 脂肪注入が従来のヒアルロン酸注入と異なる最大のメリットは、一度定着してしまえば繰り返しの注入が不要
- PRP療法は即効性は低いが、皮膚そのものの再生効果があり長期的には有効
- ボトックスは基本的にしわ改善や、エラの縮小に効果的。たるみ対応の場合はマイクロボトックスがおすすめ
以上ご参考に!
脂肪溶解注射
薬剤を注射することによって脂肪を破壊し、徐々に脂肪を減少させる治療法です。脂肪が余分についている場所に注入することで部分痩身の効果が期待できます。
たるみが目立つフェイスラインや2重あごに注射することで小顔効果が期待できたり、脂肪が厚い人が糸リフトと併用するなど、効果的にリフトアップする目的でも使われるそうです。
注射ではありませんが、最新のHIFU(ハイフ)でも脂肪溶解作用のある照射機器が登場したそうです。ウルトラセル Q+というハイフの機械で使うことができるカートリッジで、「リニア」というメニューです。
注射が今ひとつ苦手な筆者は、この「リニア」が最近とても気になっています。ハイフを全体的に照射し、2重あごが気になる場合はリニアを併用すると良さそう。まだリニアができるクリニックは少ないのですが、ご興味のある方は以下のクリニックに相談してみるのがおすすめです。
- 聖心美容クリニック
- 湘南美容クリニック
- 青山エルクリニック
コラーゲンピール(マッサージピール)
「PRX-T33」という薬剤を使用して、お肌を優しくマッサージしながらピーリングする施術です。通常のピーリングとは異なり表皮への作用がほとんどなく、より深い真皮層から肌を改善してくれます。
コラーゲン生成を促進し、くすみや乾燥肌などのエイジングケアにも効果的です。小じわ・たるみが気になる方、透明感のある美白肌を目指したい方にぜひ。1万円台で受けられるのでおすすめです!
詳しくは後日レビューするのでお楽しみに!
エレクトロポレーション
エレクトロポレーション(EP)とは、皮膚表面に電圧をかけることにより、細胞膜に一時的に微細な隙間を作り、針を使わず薬剤を浸透させる方法です。肌に必要な有効成分を、皮膚の深部にまでダイレクトに浸透させる事が可能で、肌への成分浸透率は、従来のイオン導入の約20倍もの効果があると言われています。

切らないたるみ治療は徐々にステップアップするべし!
美容クリニックによる切らないたるみ治療は、年齢や肌状態に合わせて徐々にステップアップするのがおすすめです。医師とのカウンセリングが基本なのは大前提ですが、美容クリニック初心者の参考になるように、筆者が進んだステップをご紹介します。
筆者が実践中!切らないたるみ治療ステップ
-
STEP.1 たるみは感じないが、肌のハリ・弾力が低下してきた
照射系のマイルドな治療(テノール、タイタンなど価格的にも安め) -
STEP.2 ハリ・弾力が低下し、法令線など影が気になる
サーマクールなど引き締め効果の高い治療、ヒアルロン酸など注入系の治療 -
STEP.3 フェイスラインが崩れるなど、あきらかにたるみが気になる
HIFUなど引き上げ効果の高い治療 HIFUを中心に照射系や注入系を組み合わせた治療 -
STEP.4 照射や注入系では改善できない強いたるみ
糸によるリフトアップ治療 糸を中心に照射系や注入系を組み合わせた治療
筆者の現在地はSTEP.3の段階です。
現在は年に2回ほど継続的にHIFU(ハイフ)治療を行いながら、エレクトロポレーションやコラーゲンピールなどの補助的な施術を取り入れています。

シミやしわも気になりますが、ハイフでフェイスラインのタルタルがおさまり(自分的には)まあまあ満足できている感じです。この先HIFU(ハイフ)では厳しいかな…と感じた段階で、糸にチャレンジしてみようと考えています。
今は20代でも糸リフトを行う女性も多いので、あくまで筆者個人のステップとして参考にしてくださいね!
切らないたるみ治療のリスクと副作用
外科施術を伴わない切らないたるみ治療といえど、リスクがないわけではないという事を頭にいれておきましょう。クリニックのホームページにはリスクや副作用もきちんと明記してあるので、しっかり読んでおいたほうが良いでしょう。
例えばよく聞くのが
- 照射系のたるみ治療:腫れや赤みが残ってしまう
- 糸リフトのたるみ治療:引きつれや凹みが出てしまう
- 注入系糸のたるみ治療:内出血やしこりが残ってしまう
などなど。大体の場合は数日で元にもどりますが、失敗例があるのも事実のようです。
筆者が施術を受ける際は、「ダウンタイムなし」「当日メイクをして帰れます」と書いてある治療でも、念のため当日~2日後くらいは重要な予定を入れないようにしています。
肌質などリスクに対する不安がある方は、事前に医師とよく相談して決めるようにしてくださいね。
最後に
切らないたるみ治療の種類と効果を治療法別にまとめてみましたがいかがでしたか?アラフィフ世代にとって、美容クリニックはお肌状態を維持するための、大きな味方になってくれる存在だと思います。
今後は具体的な施術のレビューや、おすすめのクリニックに関する紹介記事を充実させていく予定なので、ぜひ期待していてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。